楽しかった日曜日
午後のひとときを待ったりすごしていたら・・・
杏仁・・・やたらとベランダへ出たがります
ベランダに出してやるとグルグルまわって・・・ウンチングスタイル
え?午前中~にしっかり出したのに・・・もう?
見ていると・・・下痢P~~~

あっちゃ~雪遊びして雪食べ過ぎちゃったのかな?
粘膜はなし
血も混ざってないので
しばらく様子を見ることにしました
2時間後・・・また下痢

その後・・・また下痢

どんどんひどくなる
やっぱり、隣の空き地で遊んだ時点でやめておけばよかった
田んぼなんて行かなきゃよかった
知らず知らずのうちに無理をさせてしまったんだ
かなり・・・後悔

普通の健康な状態だったら
夜はご飯抜きにするんだけど
薬を飲ませないと・・・
サツマイモのスープを少しと
すりおろしりんごをあげて
一緒にお薬を服用させた
夜になって少しは治まったかな?と思ったら
夜中に1時にまた下痢・・・ほとんど液状だった
もしかして、雪の食べすぎではなくて
リンパ種が腸まで進行してしまったのかも?
かなり不安・・・心配・・・
杏仁の横で寝ようとしても
寝れない。。。
朝方の5時にまた下痢・・・
そして、嘔吐

胃液ではなくて
ゲボっと・・・なんとも言えないドロドロ物体が出た
(お食事中の方、キチャナイ話ですみません)
朝の9時を待って、病院へ℡
状況を先生に話した
病院へ行く予定は火曜日だったけど
今日来院してもいいとのこと
すぐにでも病院へ行きたかったけど・・・
外は吹雪で・・・道路は真っ白
ベランダに出たら凍ってるし
杏天号

では無理ですと先生に伝えると
嘔吐が一回だけなら、整腸剤を飲ませて様子を見てくださいと言われた
朝のお薬(ステロイド)はナシ
その後・・・12時ごろにまた下痢・・・
そして、3時にまた・・・このときは血が混ざってました
嘔吐はナシ
午後になる道路に雪はなし
杏仁を連れて病院へ行きました
先生に日曜日の雪遊び後から今までの状況を説明し
血液検査&レントゲンをしました
腸への影響も心配だったので
腹部のレントゲンも撮影もお願いした
レントゲン室へは杏仁ほどの大型犬だと普通歩かせて行くんだけど
あまりに抵抗するので
先生が抱っこして連れて行きます
杏仁は諦めたのか?
先生に抱っこされるとおとなしくしてました
慣れたのかな?
おとなしく抱っこされて、私を見ながらレントゲン室に入っていく杏仁を見ていたら
泣きそうになった
それから血液検査の結果が出るまで15分
待合室で待ちます
この15分がなんとも長い
色々なことを考えてしまう
考えないようにしようと思っても
頭によぎるのは悪いことばかり・・・
でも、昨日は違った
待っている間に小型犬を連れて診察に来た人がいた
小型犬が私の隣に座った
そしてその隣には飼い主さん
抱っこするならまだしも・・・
「そこは人間が座る椅子やろっ

!!」
注意しようと思ったけど・・・そんな元気もなかった
隣に座った小型犬が私の腕をクンクンしたり
前足を乗せてきたり・・・
「可愛いですねぇ♪」なんて声をかける余裕なんて
まったくない
はっきり言うと・・・ウザイ

でも、この子も病気で来ているんだよな
そう思って、ひたすら無視した
飼い主は「○○ちゃん、ダメでしょ~~」なんて言っていたけど
その前に私に言うことあるやろっ
「すみません」だろっ

なんてイライラしていたら、呼ばれた
おかげで15分があまり長く感じなかったから
ヨシとしよう
ドキドキした
結果を聞くのが怖かった
深呼吸しながら診察室に入ると
「杏仁ちゃん、素晴らしいですよ」
「素晴らしくいい結果ですよ」 by先生
一気に不安と恐怖から開放されて・・・
目頭が熱くなった
血液検査の数値がよかったからなんだけど
杏仁が褒められた感覚に似ていて
そうでしょ?うちの子すごいでしょ?なんて気分になって
すごく嬉しかった
心配だったカルシウム値が正常に戻った
やっと・・・やっと戻ってくれたのね
他の数値に問題はなし
そして、次にレントゲン写真を見せてもらいながら説明を受ける
素人の私が見ても
今回撮影した写真、胸の白く濁った部分がクリアになっているのがわかった
よく見るとまだあるけど。。
腹部のレントゲン写真も問題はなかった
たぶん、田んぼでなにやら変なものを拾い喰いしたのかも知れない
抗がん剤が効く子は驚くほど腫瘍が小さくなるとは聞いていたけど
こんなにも効果があるとは思ってなかったし
杏仁が効く子でよかったと心から思いました
抗がん剤治療の説明のとき
効く子は7割
残りの3割は効果の出ない子もいる
治療中に他の臓器にも悪影響が出てしまうこともある
もちろん、薬だからリスクは伴うことはわかっていた
色々説明を受ければ受けるほど
やってみないとわからないってことなの?なんて思う
絶対に大丈夫ですなんてと言う
飼い主を安心させる言葉はない
特にリンパ種だしね。
あるわけないけど・・・わかっていたけど
悪くなるケースの話を聞くと
病院側・先生の逃げ道にも聞こえた
選択し、決断するのは飼い主
病院の先生ではありません
決断したからと言って、不安がなくなるわけではないし
これでよかったんだろうかと常に迷いは付きまとう
わが家は杏仁が犬として良好な生活の質を求めて
抗がん剤治療を選びました
治療をしたからといって今後の余命がどうなるかは
誰にもわかりません
治療をすることで、余命が2ヶ月から半年
よくすれば1年がんばれる子もいるとネットで見たときに
正直・・・半年?一年?
たったそれだけなの?
そう思い、激しく落ち込みもしました
でも、人間の一年と犬の一年は違います
中年期での犬にとっての一年は、人でいえば5年の歳月に相当するそうです
もし自分が癌という病になってしまい
治療すれば5年と言われたらどうするかな?と考えました
きっと、5年だったら治療するだとうと
その間、人として生きられるなら
美味しいものを食べて
行ってみたい所へいって
沢山笑って過ごしたいと願うことでしょう
そして最後のときは家族と過ごしたいと願うと思ったのです
人間’(私)って・・・欲張りです
これからも決断を繰り返し
不安と迷いを繰り返すこともあるでしょうね
人の時間よりも犬の時間の流れは早いもの
杏仁が杏仁らしく生きられるように
杏仁にとって有意義な時間になるように
母ちゃんはがんばりまっす♪
ちなみに、杏仁はまだ下痢P~ちゃん
本来なら1回目から1週間の今日抗がん剤2回目の予定でしたが
一日、下痢が治まるのをまって明日また病院へ行く予定です
長文になってしまいました
最後まで読んでくれた方^^
ありがとうございます
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